元関脇高見山の東関親方(本名・渡辺大五郎)が15日を以って65歳の定年退職となった。後継は先の夏場所千秋楽で引退した元幕内潮丸の小野川親方(31歳)。
東関親方は、力士として20年、親方として25年お世話になった相撲界最後の朝稽古、「前日から緊張していた」と語った。弟子の高見盛(32歳)が「これからも師匠と呼んで良いですか」と聞くと「これからは渡辺さんと呼んで」と答えた。
東関親方はこれから故郷のハワイや、息子の弓太郎さんのいるニューヨークへ旅行へ行きたいと語っている。また、部屋は自宅と兼用で、これからも住み続けて時々ボランティアとして指導にも訪れたいと語っている。