とーちよの大相撲日記

令和元年7月31日、Yahoo!ブログから移転しました。

朝青龍、珍技で大関くだす =千代魁皇ブログ新聞

それは昭和50年九州場所以来、実に34年ぶりのご無沙汰となる珍技であった。決まり手は「やぐら投げ」。技の内容は「四つに組み、相手のまわしを十分に引きつけて、自分の片足のひざか股を相手の内股に入れ、その足に相手の体を乗せるように吊り気味にして振り上げ、投げること。」と定義されている。その難度がゆえに滅多に決まらない代物である。
大相撲名古屋場所13日目、負ければ両者共に優勝がなくなる一番。横綱朝青龍明徳(28歳、高砂部屋)は大関日馬富士(伊勢ヶ濱部屋)に攻め込まれ、1敗で土俵を見上げていた白鵬(宮城野部屋)と琴欧洲(佐渡ヶ嶽部屋)の目の前で、自身の存在をまるで1敗の2人に焼き付けるかのように見せた珍技。見事にやぐら投げが決まり、館内はざわめいた。取り組みが終わった朝青龍は「モンゴル相撲では基本の技。日本の相撲でいう寄り切りみたいなもんだ。」と話した。朝青龍は3敗をキープ。日馬富士は4敗に後退し、優勝の可能性が無くなった。朝青龍は明日はその直後の取り組みで2敗に後退した琴欧洲日馬富士は今日ついに単独トップに立った白鵬との割が組まれた。

1敗 白鵬
2敗 琴欧洲
3敗 朝青龍琴光喜安美錦

■……朝青龍明徳 プロフィール……■
四股名 朝青龍
本名 ドルゴルスレン・ダグワドルジ
生年月日 昭和55年9月27日
所属部屋 若松→高砂
最高位 第68代横綱
現在の地位 西横綱
出身地 モンゴル・ウランバートル
生涯戦歴 631勝164敗76休(63場所と13日)
幕内戦歴 558勝144敗76休(51場所と13日)
初土俵 平成11年一月場所
新十両 平成12年九月場所
新入幕 平成13年一月場所
新三役 平成13年五月場所
・新小結 平成13年五月場所
・新関脇 平成14年一月場所
・新大関 平成14年九月場所
横綱 平成15年三月場所
各段優勝 幕内23回、幕下1回、三段目1回、序二段1回
三賞 殊勲賞3回、敢闘賞3回、技能賞0回
金星 1個